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2010.04.08 Thursday

大神島・ウハルズ御嶽・成川洞窟

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    4月2日(金)八重干瀬の祈りを終えた翌日は、宮古島の大切な聖地にお礼に行きました。最初の場所は宮古島の御嶽(うたき)全てを守る「大神島(おおがあみじま)」ですが、対岸の島尻部落の御嶽から祈りが始りました。




    この御嶽で大神島へ渡る許可を頂く時に、神様が私に二つの丸い玉を紐で結んで「ふさ」が付いている物を下さいました。


    何に使うものかわからなかったの神様に聞くと、「神様を呼ぶ鈴」だと教えてくれました。いつ使うのかは自然にわかると思いますので、魂の中に入れて船に乗りました。

    船を降りるとすぐに大神島の港にある「龍宮神(りゅうぐうしん)」で祈りをしてから遠見台を目指します。途中にある井戸にも大切な神様がいらっしゃいますので、心を込めて感謝の祈りを行いました。



    井戸の水が生活の全ての島でしたから、井戸水が少ない時には一日一家族でたった一杯の桶の水だけで生活する日もあったと地元の方が教えてくれました。この島で生きるという事は、とても厳しい生活だった事を教えてくれています。





    山の上にいらっしゃる神様の場所へ行く為に階段を登りますが、以前は、この階段も無く、ロープが岩にくくりつけられていたのをよじ登ったそうです。

    大神島を守っている司(つかさ)オバーたちは神事の時にロープを登って三日間断食をしながら祈りを続け、その最後に大岩に登って対岸の島尻部落と狩俣部落へ祭りの始まりをタイマツで知らせたそうです。



    大岩の手前にある拝所でご挨拶をさせて頂いてから遠見台へ登りました。










    大神島には、行ってはいけない場所がいくつもあります。その説明をしていると一人の体に霊がかかり、本当の事だという合図が入りました。祈りをしている時の言葉は私の知識からの言葉ではなく、神様が話させている事が多い為にどうしてもそういう事が起きますが、誰がその役目になるかもその人の気付きになってきます。

    昨年の龍宮神祭の時、大神島の上に島よりも大きい存在が守りに入りましたが、そのエネルギー体とこのご神体が一体になる祈りをする事になりました。この時に、先ほど頂いた神様を呼ぶ鈴を使った事を思い出しました。大きな赤いエネルギー体を感じた皆さんは、神と繋がった瞬間のビジョンを見たり色々な色を見せられていたようです。





    現在の大神島の港には島の方たちが小さな食堂を作り、貝殻などを売っています。大きなホラ貝を見つけましたがとても安い値段なのには驚きました。このホラ貝はサンゴ礁の天敵のオニヒトデを食べてくれるのですが、人間がたくさん取り過ぎて八重干瀬にも大きなホラ貝は無くなってしまったといいます。

    海の中の生態系を崩しながら海の恵みを頂く仕事をしている人たちは、年に一度、海の神様へお詫びとお礼の祈りを欠かしません。海の恵みを与えて下さる神様を「龍宮神(りゅうぐうしん)」として祀る風習は沖縄全土で今も続けられています。

    大神島から島尻港へ戻る船の上で、海の底の神様からメッセージが入りました。


    はらいきよめの神の元 ひとつ うまれる 

    神が新しく うまれる 
    もうすぐ うまれる

    海の中から 「うつろぎの神」 うまれる

    うつむいたまま 身を崩し 心をかため 涙を流し

    愛を忘れた人たちを守るための「うつろいの神」 うまれる


    誰の心の中にもある孤独や寂しさ、その奥底の悲しい感情の全てを救いあげて下さる神様が誕生されました。

    苦しい時、つらい時、寂しい時、人を恨みたくなった時、誰かのせいにしたくなった時、自分の心の奥底にある思いを感じながら「うつろいの神」の名を呼んで感謝の祈りを捧げて下さい。

    あなたの心の奥底にある思いを全て受け止めて下さる神様が、「うつろいの神」です。手を合わせる場所は神棚でも仏壇でも、空でもお花に向かってでもいいのです。祈りはあなたの心が向き合う全ての物が、神仏の姿になって導いて下さいますから・・・。


    池間島で食事をしてからウハルズウタキ(大主神社)へ向かいました。ここへ来るまで行く許可が降りるかどうか心配でしたが、神様は「許可」を下さいました。しかし、「禊(みそぎ)」だけはしっかりしてから入らないと島の人にご迷惑になりますので、全員の口と手足を洗ってから素足で鳥居の前に立ちました。



    左右の門番にご挨拶すると以前は3名づついた門番が、6名づつになっているのには驚きました。これはここの神様の神格があがったという事ですが、言い換えると土地の人の祈りが強く支えている証でもあります。

    昨年、このウハルズ御嶽の次の司(つかさ)オバーが決まったと聞いていたので、きっとその事が大きいのだと思います。

    池間島の司オバーになるには、とても厳しいルールがあります。選ばれた人は年間100日以上ある神事を全てにおいて優先しなければなりませんし、この任期中は、家族の不幸があっても島を出ることさえ許されません。

    だからこそ日々一心に祈りを続けて神様に身を捧げる事が求められるの厳しい役目なのです。「ユタの三年修行」もそうですが、司オバーの任期中も人間のルールは通用しないほど厳しい三年間という時間が与えられます。

    どの世界でも「石の上にも三年」と言われますが、私はこの解釈を「自分が決めた意思の上にも三年は辛抱して努めなさい」と神様から学んでいます。

    ウハルズの神様に祈りを捧げると、最初は男性の声で会話したあとに、最後に女性の声でやさしいお礼の言葉を下さいました。人間一人一人の無礼と非礼をお詫びしてご挨拶させて頂けた事に心から感謝致します。

    予定ではこのあとに東平安名崎(ひがしへんなざき)へ行くつもりでしたが、風が強い為に「成川洞窟(なりかわどうくつ)」へ皆さんをお連れしました。







    水が湧き出るこの成川洞窟は人間が生活したあとがそのまま残っていますが、戦時中は防空壕としても使われていました。当然、そこで亡くなった御霊も集まる場所ですが、大きな龍が守っている素晴らしい場所ですので感謝の祈りと水繋ぎをしてきました。



    今回、奥に二匹の龍を見つけられた事が新しい発見です。この場所を大切に守ってくれている龍たちに心から感謝しました。





    毎日の祈りで感じた事を話し合う「さにわ」の時間は、神と対峙した感覚を確認する大切な時間ですが、一人一人の神心を開放する時間だからこそ、普段、閉ざしている我欲の心も見え隠れする時間になります。

    人間欲の見栄や嫉妬・執着の心が出てくると、誰かが誰かを傷つけたり、誰かが誰かを癒したりします。

    こういう我神に向き合う時間をわざわざシェアする理由は、人間本来のあり方や神に向き合う心を自分で気付いて欲しいからですが、大切な事は誰かに感じた感情を相手にぶつけるのではなく、自分の心のあり方を問う気付きの時間にして欲しいのです。

    自分にとって都合のいい人と都合の悪い人がいるならば、それは自分の心の中に「悪心と良心」の二つが居る事になります。

    それを悪魔や神と呼んでもいいのですが、実は、その二つが全ての人間の心の中に居ますし、本来、その二つは同じ神の元から生まれた事に気付ければ、自分が許されたい・認められたいと思うよりも、他人を許し認めてあげる心の大切さに気づけると思います。

    まだこの事に気付けない人は、永遠に自分にとって都合のいい人を探す人生を送る事になりますので、幸せや平安な心を感じる時間が少ない人生を送る事になります。

    誰かに良く思われたいという我欲も、心の中で誰かを恨む我心も、実は、同じ「我欲の心」ですから、どれほど永い年月を神仏に向き合って祈りを続けた人でも、「本来の神仏の心」、つまり、「あなた自身の真我・神我」の心にはほど遠い心なのだと思って下さい。

    幸せは、自分の「心の中の平安」から生まれます。何が起きても誰かにどんな嫌な事をされても、感情をぶつけあって生きるのではなく、「ただひたすら生かされている事に感謝する「神仏の心」を持つ事であなたは神仏の心に一歩近づくのです。

    神のメッセージが見えたり聞こえたりする人が、素晴らしい人間なのではありません。、それは時々、神役目をしなければいけない人に与えられた役割みたいなものですから、人間の修行は生きている限り一生続くと思っています。

    皆さんにお伝えしたい事は、「神が喜ぶ人間」とは自分自身がどういう心で生きる事なのかをあなた自身で考えて欲しいと思います。誰もが持っている神心と仏心に向き合う時間をどうぞ大切にしてお過ごし下さい。