日光神事 3 憾満ガ淵(かんまんがふち)
2010.03.21 Sunday 09:24

3月16日、宿に選んだ日光湯元温泉は山の中腹に湧き出た温泉街ですので、山の恵みに感謝しながら男体山と女峰山を繋ぐ「陰陽和合の日の出祈り」から一日が始まりました。

まずは日の出前の薄暗い中、「温泉神社」に祀られている神様へご挨拶に行きました。昨日から降った雪が北国のように積もっていました。神様は、「よくお越し下さいました。ありがとうございます。」と言葉を下さいました。







次は、ここ湯元一帯の温泉源へ行きました。湿地帯の沼の中に湧き出た温泉は、日光開山の祖として有名な勝道上人によって見つけられてものだそうです。

ここで昨夜の出来事をひとつご紹介します。関東から参加した仲間たちと昨日感じた事を話し合っているうちに、神の導きによって一人一人が新しい決断を迫られた瞬間がありました。

その結果、改めて関東を守る宣言をした男性と、その男性を支える為の完全な巫女が誕生したのです。だから今日の祈りは、この関東に住む三名が中心となって行う事をお願いしました。

神に対して感じる心は、誰かが先頭にいて祈る場合と、自分が先頭に立って仲間の責任を背負う立場で祈る意味が全く違うからこそ、皆さんの心の成長をサポートする為に土地の人が神事に参加することをお願いしています。









「温泉源」から行った祈りは、これから新しいエネルギーを生み出す女性の働きをして頂く「女峰山と東」へ向けて祈りを行いました。祈りが終わると、ゆっくり日の出の光が差し込み始めました。

祈りを終えて湯気だと思っていたものが、精霊の集まりだった事を知り驚きました。温泉には自然界の精霊のエネルギーが吹き込まれているからこそ、人間が癒されるのだとわかりました。ありがとうございます。







朝食後、山を降りて「二荒山神社中宮祠」へご挨拶に行きました。すると昨日の東照宮にいた巫女さんが朝の支度をしていたので挨拶をすると、私たちの事も覚えていてくれました。巫女さんを通して神の繋がりを教えてくれたようです。

二荒山(ふたらさん)へ登る場合はこの神社の登山口から登りますので、山に入る場合の神様にもご挨拶しました。




山を背負い、神社を通って中尊寺湖に繋がる自然界エネルギーはとても気持ちよく、自然界の利を活かしたとても素晴らしい建て方をしている神社だと思います。

中尊寺湖で祈る場所は、昨日、地図を見ていて見つけていましたが、北斗七星の一点の働きをしていることを確認しています。持ち寄った水を繋ぎながら、決めた場所で北斗七星祈りを行いました。





中尊寺湖の祈りを終えて「いろは坂」と呼ばれるぐねぐねの道を下ると、日光の街へ着きますが、途中から私の体に異変が起きました。異常に体が重く歩けないほど辛い状態になった為、休憩がてら喫茶店に入りました。

頭の中で今日の祈りの場所や準備を何度も確認しましたが、これといった気づきがありません。仕方なく自分の守護ラインを使って、必要な事を聞いてみました。すると「土地、土地」と言葉が繰り返されます。

「土地の人が喜ぶような事をしたかな?ここの土地神様が喜ぶような事をしたかな?」と仲間にも確認しましたが、誰一人、霊界のチャンネルを持っていない為にこれは自分の担当領域の仕事だとわかりました。

土地に住んだ人間の思いと、その人間を守ってくれた神仏の思いを繋がなければ神事は成功しないとわかったので、お店のとても素敵な90歳くらいのおばあちゃんに古いお寺の話を聞きました。

三つのお寺の名前が出ましたが、すぐに行くべきお寺がわかりました。霊が強くかかって苦しい時は、よく甘い物を食べると和らぎますので、ケーキを頂いたあとに道を教えてもらって向かいました。

住宅街の裏道を歩いていると、通りがかりのおじさんが突然、私たちに声をかけてきました。

「どこへいくんだ?行くなら憾満ガ淵(かんまんがふち)へ行け!あっちだ!」

この突然の言葉に確信したのは、今回の神事を企画した男性でした。

「吉岡さん、これは絶対に行かなければいけないようですのでお願いします。」

どんな場所かもわかりませんでしたが、これも神の導きだとわかったので承諾しました。


細い橋を渡って右へ曲がると、憾満ガ淵(かんまんがふち)へ案内がありました。






たどりついて驚いたのは、たくさんのお地蔵さんが並んでいる場所で、過去にこの場所でたくさんの人が亡くなっている事を感じました。その数、約数百名にはなるでしょう。

日光東照宮を作る為に囚人や第三国人を連れてきていましたし、人と人の争い事が起きるたびにこの場所まで連れてきて殺している情景が目に写ります。

右手の公園にある置き石全てにも、その霊たちが乗り移っていました。その御霊たちを納める為に100体ものお地蔵さんを並べていますが、そのお地蔵さんにすがりついている御霊たちもよく見えます。

霊界担当が私しかいませんので、全員の守りを考えて「聖水」の担当と、「お神酒」の担当を決めて歩きだしました。

祈りに入るとすぐに悲しい感情が溢れてきたと、あとで仲間が教えてくれましたが、一切の感情に揺さぶられてはいけない事を伝えてありましたので、ただ感謝の言葉を唱えながら長い道を進みました。

私は先頭に立って塩を撒きながら、御仏たちが休まる為の呪文を唱え続けました。最後の場所へたどり着くと、そこは盛大に「お焚きあげ」をしてる霊場がありました。川をはさんで向い側へ繋ぐ事で東照宮の御仏守りのエネルギーに繋げ為の場所です。



東照宮へ繋ぐラインを太くしっかりさせる為の祈りを一人で行いました。こういう場所で祈りをすると、たくさんの御霊たちが一斉に動き出す為に、仲間の体を心配したからです。

東照宮への繋がりを復活させると、またお地蔵さんの道を進まなければなりません。ただただ感謝の心で全てのお地蔵さんにお礼の言葉を唱え続けました。





この霊場祈りは、過去に何度もあった厳しい祈りの中でも特別な経験になりました。生まれて初めてこんな霊場で祈りをした参加者たちから、一人だったら絶対に足を踏み入れない場所だと言います。

私でさえ、個人の祈りなら入る事はしないでしょう。他人が、他の土地の御霊を触る怖さをよく知っているからです。

よく「御霊あげ」の祈りをしたという人に会いますが、その人の霊界のチャンネルの深さの分しかあがらない事を知っていたら、そんな言葉は簡単には言えないと思います。

人の心の奥底にある怖い部分を知り尽くしていない限り、最後の最後にある地獄の世界を触ることは簡単ではないからです。私はよくその事を知っているからこそ、こういう場所を神が指定したのだと思いました。

土地の人でも上げられない御霊がいる場所は全国にもたくさんありますが、そういう場所でも心ある人たちが力を合わせて祈りをすれば、もっと早く人間の心は解放されるはずだと思います。

自然界を切り開いて土地に住み、そこで亡くなった人たちの想念が残っているのが、あなたの住む「土地」なのです。人間が土地に住むという意味は土地の歴史を知り、こういう事を大切にする心が必要だという事を学んで下さい。

だからこそ、魔を払い場所を清める事も大切ですが、その土地に住んだ人たちの事を感じながら感謝する祈りを最初にするべきなのです。

祈りをする時は色々な思いに囚われるのではなく、その全ての思いを感じてもただ感謝の祈り言葉「ありがとうございます」を言い続ける事でその場所に光が輝く事を覚えておいて下さい。

つづく

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